このアーティストはこう歌え!カラオケ常時90点以上を狙える歌い方の「表現」講座

Awaganimです!

 

過去の記事では基礎練習
などを通じて、

 

音域を広げる方法や高音の
雑音を消す方法など、

 

技術的な面から歌唱力を
つける手段をメインにお伝え
してきました。

 

しかしあなたがいずれカラオケ
で常時90点以上の

 

プロ級の歌唱力を身につける
うえで欠かせないもの、

 

それが「表現力」です。

 

ここで言う表現力とは、
歌い方の強弱、フレーズの
メリハリなどを指します。

 

カラオケとはプロの曲を自分
なりに歌うことも一つの楽しみ
ですが、

 

まるでモノマネタレントのように
自分の歌声をアーティストに合わ
せて変化させることができれば、

 

あなたのレパートリーは今の
2倍、3倍にも増えること
でしょう。

 

この記事を読んで歌い方の
表現の仕方を学べば、

 

あなたはカラオケがもっと
楽しくなるでしょう。

 

それぞれのアーティストには
それぞれの個性的な声や
歌い方があります。

 

彼らの歌い方を研究し、彼ら
に寄せていくことができれば、

 

あなたは曲ごとにまったく
別の自分になれるのです。

 

そうすれば自分自身も楽しい
ですし、周りのメンバーをも
飽きさせません。

 

アップテンポもバラードも
ヘヴィメタルも歌える・・・

 

そんな風になれたら、めちゃ
めちゃかっこいいですよ!

 

しかし逆に表現力を学ばな
ければ、

 

いくら基礎練習で技術を
身につけても、

 

人々の心に響かせるような
ソウルフルな歌声を出すこと
はできないでしょう。

 

例えるなら、低音から高音まで
ラクラク出せるほどの幅広い
音域をもっておきながら、

 

歌い方は超棒読み、といった
感じです。つまりこれこそ、

 

「技術はあるのにセンスがない
人」です。

 

これではカラオケでも70点
前後が関の山でしょう。

 

カラオケで本気で90点を狙い
たいのなら、

 

「技術」と「表現」の両方を
兼ね備えていなければなりません。

 

今回の記事ではアーティストを
いくつかのタイプに分類し、

 

それぞれのタイプのアーティスト
についてどんな練習を実施し、

 

どんな表現をすれば周囲にウケる
のかを、徹底研究してまとめ
ました。

 

スキマスイッチタイプ】


スキマスイッチ / 全力少年


back number - 高嶺の花子さん

back numberやスピッツ
同じ系統に当てはまります。

 

彼らの特徴は一単語をそれぞれ
はっきりと歌うことです。

 

彼らのPVを観ればわかる
通り、彼らは口の開け方が
非常に大きいです。

 

口が大きく開いていること
によって一単語ごとに切れ目
がはっきりわかります。

 

スキマスイッチタイプの曲
を歌うときは、

 

口を普段の2倍程度大きく
開けることを心がけましょう。

 

幼稚園児の歌い方を思い出し
ましょう。

 

彼らは口がしっかり母音の
形になっています。

 

例えば「い段」の声を出す
ときはしっかり「いーっ」と
歯を見せていますし、

 

「お段」の声を出すときは
口がしっかりと「O」の字
に大きく縦長に開いています。

 

それくらいはっきりと母音
の口の形を意識しましょう。

 

少しオーバーなくらいに
口を動かすのがちょうどいい
です。

 

練習するときは、歌う前の
準備体操として、

 

母音をしっかり口を大きく
開けて発音する練習をして
おくといいです。

 

「あ、え、い、う、え、お、
あ、お!」

 

と口を大きく開けて言って
みてください。

 

この練習法は演劇やアナウンサー
など滑舌が重要な業界でよく
取り入れられています。

 


【米津玄師タイプ】


米津玄師 MV「LOSER」


BUMP OF CHICKEN『天体観測』

BUMP OF CHICKEN
斉藤和義が同じ系統に
当てはまります。

 

彼らはスキマスイッチとは
正反対のタイプで、

 

あえてけだるげな歌い方をする
ことで単語と単語の切れ目
をあいまいにしています

 

もともと素がこういう歌い方
だからという理由もあり
ますが、

 

けだるげに歌うことで、
ストリートミュージシャン風の
ワイルドさを演出しています。

 

こういう歌い方のアーティスト
の曲は、単語をはっきり歌うと、

 

逆に素人感が出てしまい
カッコ悪いです。

 

歌うときは「疲れたな・・・
かったるいな・・・」という
気持ちのイメージで、

 

ちょっとだるそうな歌い方
をするといいでしょう。

 

また、歌詞をバックミュージック
のリズムから少し遅らせて歌う
とより味が出ます。

 

これは「レイドバック」という
技法で、あえてほんの数コンマ
遅れて歌うことで、

 

歌い方に色気を出すことができ
ます。ジャズなどでよく用い
られる技術です。

 

 

【嵐タイプ】


A・RA・SHI

EXILE系列ユニットおよび
ジャニーズ系アイドルグループ
の大半がこの類型に属します。

 

選曲としてもド定番ですし、
音域もそこまで高くありません。

 

しかしきちんと歌いこなすと
なると、けっこう難しいのが
アイドル系アーティストです。

 

彼らの特徴は「スラー」を多用
することです。

 

スラーとは、ひとつの言葉を
歌っている間に音程が変わる
技術のことです。

 

例えば嵐のデビューシングル
「A RA SHI」を取り上げると、

 

「You are my soul, soul,
いつもすぐそばにある
譲れないよ」

 

というサビ終盤「巻き起こせ」
の「こ」という一文字の
間に

 

音程が「ファ♯→ミ」に
シフトしているのです。

 

字におこすとわかりにくい
かもしれませんが、

 

実際に音源を聴いてみると
音程が変化したことは割と
簡単にわかると思います。

 

アイドル系の曲を歌うときは、
こうしたスラーを忠実に再現
することで色気が出て、

 

うまく聴こえるようになる
ことでしょう。

 

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いかがでしたか?

 

もちろん今回の類型は非常に
ざっくり分類したもので、

 

なおかつカラオケで頻繁に
歌われるアーティストに限定
したものであるため、

 

もっと細かく分類していくと
おそらく3種類では済まない
でしょう。

 

しかし、アーティストごとに
表現のアプローチはまったく
異なる

 

ということを理解して
いただけたと思います。

 

さて、ここまで読み終えた
あなたは各タイプの歌い方
の特徴について今すぐメモし、

 

次回カラオケに行くときに
しっかり意識して歌える
ようにしましょう。

 

「表現」を学ぶことは技術
を学ぶことより数倍楽しい
はずです。

 

そして表現にやがて基礎練習
などを通じて技術が備われば、

 

あなたはもはやプロになった
も同然です。